分かれば分かるほど愛を(自然界を)失う
分かれば分かるほど愛を(自然界を)失う
はい、今日もご質問の方からお読みしたいと思います…。
Q:MARTHさん、私はMARTHさんにきっと言わせると、精神世界、ニューエイジ、宗教、大変な知識バリバリの人間だというように言われてしまうかもしれません…。
あなたの様々なものを聞いていて、私は自分自身の今までに、なにか疑問を感じ始めてしまったのです…。私は大きな組織、団体のリーダーをやっています…。あなたがおっしゃる、一体の体験。至福、それを私は本当に持っているのかという疑問です。
ここだけの話なのですが、今疑問に思い始め、崩れだしています…。
という、メッセージをいただきました。
大変誠実な、ご立派な…というか、素敵な会話をいただきました。
その誠実さにお答えできるかどうか、今からお伝えします…。
先生がおっしゃるとおり、大切なこと、何よりもやはり大切なことは、テクノロジーではなく、大自然だということです…。
おっしゃるとおり、人間にとって何しろ大切なのは、分かることでなく、バカであることです…。
そのとき自然界が流入し、愚かゆえに一体に帰れると、若き日、私はそう体験しました…。
多分そのことをおっしゃられているのだと想います。
バカであるとき、知らないことすら知らない。分からないことすら分からない世界。とわに未知なる世界。とわに神秘なるところ。神の夢のような、一者の夢のような、想念でできたこの世界…。
一体で、ひとつでつながっていて、わけわからない世界…。
とわに知ることのできない世界…。
そのときこそ、至福があり、一体に還り、ひとつへ還り、愛に還る…。
それこそが、愛に、いや、戻る…。愛を選んだ…ということにつながるのかなと、お話を今読ませていただいて、感じました…。
人類は今逆をやっています…。分離の世界の中で知識を増やす。分離を増やす。分ける、分かるを増やしています…。
それによって、至福の体験を失います…。分かれば分かるほど、分ければ分けるほど、テクノロジーに走り、自然を失い、愛を失います…。
至福を失ってしまいます…。争いや戦い、比較、競争、優越、人に勝つこと。抜きに出ること、すごいところを見せること。他を滅ぼすこと…。
過信して、うぬぼれて、他を消滅させようとするところまで、しまいには行ってしまい、絶対的に自らを罰し、滅ぼしてしまいます…。
なぜなら、どんな人もどんなものも、神の現れであるからです。
私はそう、感じて生きてきました…。
傷つけられても決して傷つけない。バカにされても決してバカにしない。滅ぼされても決して滅ぼさない。決して悪しきものにならない…。
決して、分離したものにならない…。騙されても騙さない…。
愛を貫く、愛をいつも選ぶ…。一体を選ぶ…。
それが僕は答えだと、感じています。
そのときにこそ人は、至福に還ることができ、真我に戻ることができ、死してなお、一体に戻り、瞑想の中でも、自我の離脱。そのようなことは起きず、真我にさっさと戻ってしまう。
バカなゆえに、バカだからこそ、知らないゆえに、分からないゆえに、愛ゆえに、愚かゆえに、愛へ戻る。真我へ還る。
美しきゆえに、素朴ゆえに、分離なきゆえに、誰だかわからないゆえに、いつだかわからないゆえに、とわにはかりしれないゆえに、そこに戻る。真我に戻りやすく、愛に戻りやすい。
それが、先生がおっしゃるように、何よりも、何よりも、大切なことと感じてなりません…。
今人類に必要なのはそのことで、それなくして真の平和は来ないと思いますし、真の喜びや安らぎ、真の愛しさ、真の平和、真の至福は、繁栄は、成功はないのではないかと感じてならないのです…。
お教えいただき、ありがとうございました…。MARTHでした。
MARTH
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