とわにわからぬ世界にいて、人は決してなにかになることなど本当はできない
とわにわからぬ世界にいて、人は決してなにかになることなど本当はできない
はい、今日もトークセッションの時間になりました…。
ご質問からお読みしたいと思います。
Q:MARTHさんのお話を聞いていて、純粋に、ピュアに、そして新たな自分となって、美しい世界を創ってゆきたいです。それに尽力できる自分になりたいです。至福を取り戻したいです。自我をこえて、愛へ還りたいと思うようになりました。
サジェスチョンをお願いします。
という、メッセージを頂きました…。
最近よく巷で言われている、アセンションとか、次元上昇とか、まぁ僕はそのことについてはよくわかりませんが…。
無我に還ること、一体に還ること、愛に還ること、それはとても重要です。
で、そのために何が必要か。それを教えろ、それを伝えろ、というご質問だろうと察します。
一番大事なことは、この世界の妄想に騙されないということです。
それは、光とか闇とかということではなくて、木だとか、山だとか、川だとか、その名称にも騙されない。
じゃあ何なんだ。あれは木じゃないのか。
はい、未知・神秘・なんだかわからないものです。
名前で呼んでいるものも、地位や名誉や肩書や、ありとあらゆるものは人間が作ったものであるということに気づいてください。
すべては嘘です。
そのとき人は、愛を取り戻します。劣等もない、うぬぼれもない、過信もない。すべて嘘です。
すべて人間が作ったもの、決めたもの、なら本当のことです。
ですから何かになるとか、そのようなことは不可能です。
ダメなものにもなれませんし、良きものにもなれません。
ずっと万物の未知なるものの一部にすぎません。
誰もがです。
木でも、山でも、川でも、ありとあらゆる名称ではありません。そう呼んでいるだけ、名付けただけです。
永遠にとわに、未知の世界です。死があるか。生きているのか、わかりません。
どこにいるかも、わからないのです。
永遠にわからないのです。
どこにいるか、いつなのか、誰なのかは永遠にわかりません。
死があるのか。生きているのか。生まれたのか。全部わかりません。
そのとき、永遠の命です。
永遠の変化です。死をこえるのは、そのときだけです。
この世でなく、現実でなく、すべてが夢のような、はかりしれない、未知であるということだけが、わかっていることです。
それ以外何も、人類はこれからも先、わかることはないのです。
未知で神秘で、この世でもないし、生きてるかどうかもわからない。
死ぬかどうかもわからない。どんな世界なのかもわからない。
とわにすべてが未知で神秘で、私が誰かも永遠にわからない。
良いか悪いかも、すべてがとてつもない神秘の中で、とてつもない美しい中で、とてつもない素晴らしい愛の中で、私たちが存在している。
それ以外は、すべてわからないのです。
だから美しくて、だから素晴らしくて、だから永遠にとわに、死をこえているのです…。
それではまた、お会いしましょう…。
MARTH
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