
#94 勝つ力ほど、弱いものはない…愛がなくては、人は真に幸せにはなれない…その真髄とは…(オープンセッション)
#94 勝つ力ほど、弱いものはない…愛がなくては、人は真に幸せにはなれない…その真髄とは…(オープンセッション)
はい、今夜もたわごとのお時間がやってまいりました。
まずは、ご質問の方からお読みしたいと思います。
Q:MARTHさん。私は精神世界。またニューエイジ。宗教性が大好きです。
しかし、長年営んでいますが、幸せにはなっていません。
なぜでしょう。何かサジェッションをお願いいたします。
という、誠実なお便り、メッセージをいただきました。
そうですね。
愛し愛されていますかということに尽きるのかもしれません。
愛、一体性、人を愛し、他を愛し、仲間を愛し、家族を。
そして愛されているか。それがないまま、この分離、自我、勝ち負け、競争、比較という中で、それが一般社会であろうが、精神世界であろうが、その分離があったら悲しみ、また、寂しさ、至福はないのではないかなと思います。
イザヤ氏が言うような、建国の父が、ずっと伝え続けたような、勝つ力ほど弱いものはない。
人を負かすことほど、天に愛しまれないものはない。
真の至福や幸せ、真の繁栄や、あらゆるものは、愛の中にある。
愛のときだけ、万物すべてから愛される。
人は何か間違えた。人は一体の世界の中で分離を習い、競争を信じた。他を倒すこと。奪うこと。支配すること。管理すること。大変な間違いだということでしょう。
愛の人は、みな、負けることを愛しました。
そして、とわに愛されました。
支配者や、無理やり勝とうとする人々は醜くなって、そして幸せがなくなってしまいました。
家族愛も、民族愛も、すべてなくなり、醜くなってしまったのかもしれません。
人は、勝つとか偉くなるとか、すごくなるとか、強くなるとか、しかし、そう思えば思うほど、負けてゆく。嫌われてゆく。ダメになってゆくということを知りません。
イエスのように負けてしまった人がとわに愛される…。
愛の人がとわに愛され、尊敬されるのに、世界中の王たちが嫌われ、とわに愛されることはありません。
訪れる人は野心的かもしれません。
人に勝つ。分離して、他を滅ぼす。他を支配、管理するといううぬぼれや過信は、必ず自らを滅ぼします…。
一体の大地から抜けてしまったようになるからです。
植物さんたちは、大地から引っこ抜かれたら生きてゆけません。
人間も、愛から引っこ抜かれたら、万物全体から引っこ抜かれたら、幸せにはなりません。
そんなことを子どもに教えたら、そんなことを本気で信じたら、分離を、一体の世界の中で科学的一体性の中で、この素粒子の海、いや、愛の海の中で、そこから引っこ抜かれたら、誰もが苦しみ、悲しみ、醜くなってしまうのは当然です…。
その人のせいというよりも、そのことを信じたがために、また、そのような価値観を人類が持ってしまったゆえに、その非科学的な分離の価値観。
素粒子と呼ぶ未知でできてないものは、この宇宙にひとつもないのに、あらゆるものは同じものでできていて、一体であるのに、分離を信じて、人は、破滅へ向かい、破壊に向かい、罰するに向かい、償いに向かい、自らを目覚めさせようと、バチを当てる。
それほど、宇宙は愛に満ち、人は愛ででき、人は愛しさでできている…。
ただ、その愛しさに合わせるだけで、愛し愛されることに合わせるだけで、あらゆる人が真に成功し、豊かになり、幸せになり、愛しくなり、ニューエイジだろうが、精神世界だろうが、光明だろうが、悟りだろうが、一般社会だろうが、なんの関係もなく、ただ、愛から出ないこと。愛しさから出ないこと。要は自我の分離に巻き込まれないこと。競争や比較に、戦いに巻き込まれないこと。
それこそが、真の幸せにつながると、感じてなりません。
MARTHのたわごとでした。
それではまたお会いしましょう!
MARTH
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